開催期間
2016年12月17日~
2017年4月9日
開催時間
11:00~20:45
※館の営業時間の延長に準じて営業延長あり
※混雑やメンテナンスで受付を一時中止、休止させていただく場合がございます。
ストーリー
不登校となった「青島けんじ」君という生徒がいた。
けんじ君は学校では模範的な生徒で、担任の「杉原先生」からの信頼も厚かった。
しかし、それをよく思わない一部の生徒達に影でいじめられていた。
杉原の気付かないとこでいじめはエスカレートしていった。
けんじ君はある日を境に、家族からの連絡もないまま学校に来なくなった。
けんじ君が不登校になった数日後、杉原はけんじ君の家に電話をかけた。
電話をかけて程なくすると母親が電話にでた。
母親にけんじ君の休みの理由を尋ねると母親はこう答えた。
「先生、何を言ってるの?けんじは毎日元気に学校に行ってるわよ。明日だって大好きな学校に行くわよ」
杉原は少し不審に思ったが、「明日も学校にいく」という言葉を信じ、 とくに追及することなく電話をきった。
しかし次の日もけんじ君は学校に来なかった。
その日の放課後、再びけんじ君の家に電話をかけた。 前日とは違い、電話には誰も出なかった。
何度か電話をかけ、ようやく電話に母親がでた。 電話にでた母親は杉原が話すのを遮るようにしゃべりだした。
「今日の晩御飯はけんじの大好物のカレーなの。けんじが学校から帰ってきてから、お腹減ったってずっと言ってるの。早く準備しなきゃ」
そう言うと、杉原が話す間もなく電話は切れた。
それ以降けんじ君の家に電話がつながる事はなかった。
次の日、杉原は校長先生に許可をもらい、けんじ君の家に家庭訪問に行くことにした。
けんじ君の家は、一見普通の家に見えたが、ポストの中には手紙がたまり、 カーテンが締め切られ、生活感がなく、廃屋のように思えた。
扉を前に、杉原は恐怖心が込み上げてきたが、扉の横についている呼び鈴を鳴らした。 反応はなかった。
中の様子を探ろうとすると、部屋から楽し気な歌が聞こえてきた。
家の中に誰かがいることを確信した杉原は、玄関のドアノブを回し、 漆黒のような暗さの家の中に足を踏み入れたのであった。
それを最後に杉原は行方をくらました。
ミッション
家庭訪問で先生が見た、けんじ君の家族のなんとも奇妙な光景と恐怖。
そして行方不明になったしまった先生。この家族に隠された秘密とはいったい…
あなたは、台場怪奇学校の臨時教師となり、校長先生からの手紙を頼りに、 けんじ君の家に「禁断の家庭訪問」に訪れることになる。
ただ、その家庭訪問は決して家族に見つかってはいけない……